ご無沙汰しております 工務 長田です
2ヶ月ぶりの更新になります・・・
たしか前回更新時の最後に
“次回は、暑い季節になって来ましたので、少し前に施工させて頂いた
、断熱工事についてご紹介させて頂きます“
なんて事を予告したと思うのですが・・・・・・・・・
気がついたら、1番暑い季節は通りこして、随分涼しくなってしまいました
なんだったら、朝晩は少し肌寒いくらいです・・・
と、いう事で予告通り?断熱工事についてご紹介させて頂きます。
一言で、断熱工事といっても、屋根や外壁といった外部の断熱・遮熱塗装
室内の天井・壁・床の断熱・二重サッシやガラスの交換等さまざまです。
今回、行った工事はリビングのみの断熱工事で内側からの工事になり
内容としては、天井・壁・床の断熱工事
二重サッシ設置及び遮熱・断熱のガラスに交換といった内容になります
まずは既存の天井や壁を撤去
キッチン廻りはキッチン仮撤去後に壁のタイルまで撤去します
室内の断熱工事の際、部屋のを囲む全ての天井・壁・床に断熱を施すのですが
外壁面に接する壁面は、外気の影響を強く受ける場所になり、
タイル面などは冬場など特に影響を受けやすいため、タイル面を撤去して,断熱を施すことになりました。
断熱材は旭化成のネオマフォームという断熱材を使用
断熱材をはめ込んで、専用の気密テープ
で、全ての隙間を塞ぎます
もちろん、押入れの中もです。
床の断熱は、ガレージの天井を捲って、床下からの施工が可能でしたので
フローリングを捲ること無く、施工できました
クロス下地の石膏ボードを張って下地処理
今回、選んだ壁紙はお施主様が、猫を飼われる予定があるという事で
ペット対応の表面強化クロスを施工させていただきました。
キッチンのタイル面はキッチンパネルに変更、お掃除もしやすくなり
かなり明るいキッチン廻りになりました。
そして最後に、断熱工事で一番重要になるのが、窓などの開口部になります
上記のように開口部からのエネルギーのロスが大変大きく、いくら室内を完璧に
断熱工事を施したところで、窓がそのままだと、その性能を100%発揮することはできません
より、完璧に断熱を施したいとの、施主様のご要望もあり、以下の施工法を取らせていただきました
①既存サッシのガラスをLow-eガラス(遮熱タイプ)に交換
外からの太陽熱をカット
②新設の内窓はLow-eガラス(断熱タイプ)を設置
内側からの熱や冷気を逃がさない
外から見るとLow-e金属膜がブルーに反射してきれいです♪
今回この工事を施すことによって、断熱・遮熱効果はもちろん
防音効果も大きくなりました、実際工事後すぐに窓を開けた状態と
閉じた状態で、外からの雑音を比べてみたのですが、明らかに閉じたときの
静かさは、比べ物にならないくらい静かになりました!
逆に言えば、室内で少々音量を上げて、音楽を聴いたり、映画を見たりしても
ご近所に気兼ねすることなく、楽しめるという事にもなりますね♪
後は、冷暖房などの光熱費が、どれ位の差が出てくるか、お施主様に
データを取って頂いていますので、結果が楽しみな所です