こんばんは、工務 長田です
さて、本日は予告通り?・・・本当は昨日の予定でしたが
,基礎の補強工事の事例を紹介させていただきますね。
こちらの工事、最初は出窓からの雨漏れや、掃出窓がちゃんと閉まらない
と言った内容のご相談でした.
原因を追究してみるとちょうど、掃き出し窓のした辺りから、
地盤沈下により部分的に基礎が沈み込んで傾いていました
これによりサッシにも歪が生じ、ちゃんと閉まらない,と言うことに
と、いう訳で基礎を補強することになったのですが、
今回の補強工事、2種類の工法を取らせて頂きました。
1つ目は、今回一番補強が必要な、沈下を起こしている箇所に関しましては
現況の基礎の内側に、もう一つ基礎を造って、抱き合わせる工法
イメージとしてはこんな感じ
まずは、和室なので畳を撤去後、木下地を撤去
基礎が見えた状態
さらに、土を掘って、砕石を投入
ここからやっと、直接的な基礎補強が始まります
既存の基礎と、新設の基礎を繋ぐための鉄筋を
既存の基礎に打ちこんで、その後 鉄筋を組んで行きます。
仮枠を組んで
コンクリートを流し込む準備完了!
職人さんが、転がっていますが、気にしないで下さい・・・
下の画像は流し込んだコンクリートに振動を与えて
隅々まで流れ込ませる作業の最中です。
数日間の養生期間をおいた後、いよいよ仮枠の解体になります
仮枠撤去後の画像
真ん中の丸穴・・豚の鼻みたいですが床下換気扇がついていますので
そのための、通気口なんです。
後は、床を復旧して畳を、敷きこんだら完了!
2つ目の施工方法は、また明日